2024年04月18日
黄砂が(花粉も?)すごいですね。車が真っ白。山も真っ白。
13年前の5月にモリコーヒーは開業しました。ちょうど今くらいの時期に、
前回の日記で書いた方に来て頂いて最終の講習をして頂いた時も山が真っ白でした。
今では「黄砂すごいですね〜」が普通の会話ですが、
ここに生まれ育ったはずの人間が、名古屋から帰って来たばかりとはいえ、
なんで山が白いのかと聞かれて答えられなかったことを今でも思い出します。
一緒になって何で?とハテナマークを浮かべてしまったことに、
こんなことってあるんだ!って自分の中で衝撃でした。
自然の中で遊ぶのが好きな子供だったので、
知っているって思い込んでいた自分に驚いたんです。
そういえば、コーヒーに関して子供の頃、なんで皆は分かるんだろう、
なんで私は分からないんだろう、いつも疑問と劣等感や不安感がありました。
今思うと、別に不安になる必要なんてないんですが、もしかしたら、
人は知らないことに不安を覚えてしまいがちかもしれません。人と比べたり。
だから、目を背けて気付けていないことも多いかもしれませんね。
これを読んで下さっている方で珈琲が分からないって
不安になるような方はみえないと思いますが(笑)
モリコーヒーの珈琲を飲んで頂ければ、不安なんて吹っ飛んでいくと思います!
遠くから来て下さったり、関心を持って下さっている方々だから。
そんなこんなで、珈琲も自然も、何もかも?
関心を持つことの大切さを、私はいつも黄砂を見る度に思い出します。
いつも新しく珈琲豆が届く度に、いつも新鮮な気持ちで香味を楽しんだり、
何日か経って熟成変化した時の香味を楽しんだりと、知らない私はいつも楽しい(笑)。
勿論こんな感じって大まかな味は一応(笑)知っていて、それが裏切られたりした時とか、
おー!☆って楽しくなり、飽きることなく珈琲を飲んでいるんだと思います。
淹れ方も色々あって、色んな楽しみ方があるのが珈琲ですね。
写真は日記を読んで下さったお客様から頂いた林檎です。
品種により採れる時期が違うと教えて頂きました。
その都度、一番美味しい旬の品種の林檎を農家さんから直接購入されているそうです。
なんと!おすそ分けして頂きました。
そう、実はなんかなぁ〜と思いながら食べていたんですが、子供の頃は親が買った
農家さんから旬の時期にだけ届く林檎を食べていたんだった!と思い出しました。
今はスーパーで何でも買え便利ですが、この矢津町に魚屋さんが軽トラで売りに来てくれていた魚
もすごく美味しかったし、やっぱり違うんですよね。
左はピンクレディ®️という品種
濃厚でした!そして爽やかな酸味、何だか南国フルーツを思い起こました(多分グァバ?)。
右は名月という品種です。
こちらは酸味は少なめで甘みが強くて、また変な例えですが、柿みたいな味がしました。
スーパーでは買えない特別な林檎!
日記を更新することは、自分の中でとても勇気とパワーがいることなのですが、
行動してみたら、こんなハッピーな出来事がありました。
もしかしたら、モリコーヒーの場所が分からなくて辿り着けるか不安という方はみえるかもしれませんね。
少し遠いかなって皆さんも勇気を出してモリコーヒーへお越しいただければ幸いです!
MORI COFFEE 森 裕美
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