ルワンダコーヒーの『ポテト臭 』について。

東アフリカに位置する小国ルワンダは
ここ数年品質の改良が見られ、
欧米を中心に世界の
スペシャルティコーヒーマーケットで
人気が出てきています。
華やかな甘い酸にしっかりしたコクもあり、
世界に誇れるすばらしい香味を持つコーヒー産地
のひとつです。
ただ、例外的にポテト臭
（芋や、ごぼうのような臭い）
が出ることがあります。

環境的要因によるものと判明していますが、
外見上ではいったいどれが該当の豆なのか
特定が困難です。
ルワンダ政府はその対策に乗り出しかなり収束したとの情報ですが
確定してはおりません。

麻袋は60kg単位ですが、その中に1粒か2粒程度
混ざっている可能性が捨て切れません。
お客様に販売するコーヒー豆への混入の確率は
きわめて低いと考えますが、
臭いの出る可能性は残ります。

粉で販売する場合は事前にチェックできますが、
豆での販売につきましては、
完全に排除することが不可能な状態です。

万が一ポテト臭が出た場合は恐れ入りますが、
抽出をやめ臭いの出た粉のみ廃棄して
いただきますよう宜しくお願いいたします。
今回の販売に関して豆の状態でご購入
のお客様には廃棄分として
10％を増量し、販売いたします。

上記の事情をご理解のうえ、
お買い上げくださいますよう
お願いいたします。

また、仮に該当の豆を抽出して
飲まれても健康に害を及ぼすことは
ございませんので、
その点はどうかご安心下さい。

ルワンダは絶滅の危機にある
マウンテンゴリラの生息地であり、
その国土の美しさで「アフリカのスイス」
ともいわれています。
しかし、90年代に起きた内戦により国は
混乱し経済は疲弊しました。
コーヒーは、国家を立て直しさらなる経済発展
のための最も重要な作物です。

私はこのルワンダをはじめ東アフリカの国々
やコーヒーが好きですし、
このような素晴らしいコーヒーに出逢え感謝してます。

お客様各位におかれましては、
華やかな香味のルワンダコーヒー
をぜひお楽しみいただければと思います。