生産者の思いが詰まった、ルワンダ産最高峰!!素晴らしいキャラクターのコーヒーを生産している注目の産地として認知度が高まってきているルワンダ。同国のコーヒーは主に多数の農家が栽培したコーヒーを集約したステーション(精製場)単位での取引が一般的ですが、今回は今までの取り組みを更に進化させ、特に高品質なコーヒーを栽培しているひとつの集落を指定したロットを特別に仕立ててもらいました。そんなコアカカ共同組合に打診し始まったニャミマラプロジェクト。恵まれた環境、誠実な生産者と共に今も品質を高める活動を現地で続けています。濃縮感溢れるチェリーやストーンフルーツの様な果実感、ナッツの味わい、カラメルの様な甘さ、柑橘系の酸味でスッキリとした後味ながら、甘く長い余韻も併せ持つ、複雑な香味がルワンダ特有の力強さを作り出しています。直接、生産者とのパートナー関係により生み出される最高品質の香味を味わってみませんか。 【生産者情報】ニャミラマ生産者:ンザバムウィタ・ビンセント氏を中心とした12農家所在:南部州ニャマガベ郡キビリジ市ブガルラ地区ニャミラマ集落 ※規模感から次のように表記しています。Province=州、District=郡、Sector=市、Cell=地区、Village=集落。 ※ルワンダの商品はコンテスト以外ほとんどがステーション単位での商品だが、本商品は優れた生産者をリーダーとする集落を指定し、そのチェリーを原料にしている。標高:1,850-2,000m(ビンセント氏の農地は1,850m付近)規模:集落全体で12t程度のチェリー収穫:農家ごとに完熟したチェリーを選択的に手収穫、さらに農家にてチェリーの手選別を施しWSへ収穫期:3-6月(4・5月がピーク)<ビンセント>ビンセントさんは16歳でコーヒー栽培を始め、16-17クロップが52年目、68歳のベテラン農家。当初50本から始まったコーヒー栽培は現在2000本近くに達し、ルワンダの平均的なコーヒー農家の10倍の規模になっている(それでもかなり小規模だが)。一時期、コアカカ協同組合の代表を務めていたが、任期を終えてからは再度コーヒー栽培に専念することができている。ルワンダでは、ほとんどの農家において施肥や土壌流出の防止など土壌管理が行われておらず痩せた土壌が多く、生産量・品質双方において問題がある場合が多い。その一方で、ビンセントさんはマルチングにより表土の流出を防ぎつつ、有機物を散布しているため、有機質の多い土壌を実現している。ビンセント氏「コーヒー生産を通じて、私は豊かになってきた。みんなで美味しいコーヒーを作ることで、雇用が生まれ、地域が潤った。だからこれからも美味しいコーヒーを作り続けていきたい。」 【コアカカ協同組合】理念には「メンバー全員が高品質のコーヒーを生産することで雇用を生み出し貧困を無くす事」が盛り込まれています。地域全体を巻き込みながら成長している組合で、2003年に建設されたカランビに続き、2005年にはニャマガベ郡キビリジ地区にムガンザ水洗加工場が、さらにカランビとムガンザの中間点付近にガセケW.S.建設され、優れた品質のコーヒー生産に取り組んでいます。【ニャミラマプロジェクト】ルワンダのコーヒー生産者は規模が非常に小さいことが多く、水洗加工場にチェリーを集約し精製を施すことが一般的です。したがって、ステーション名を冠した商品が流通することになります。しかしながら、生産者ごとにチェリーの品質はまちまちで、地域ごとに特徴の異なる生豆に仕上がる可能性も多分にあります。そこで、標高を中心に高品質コーヒーを栽培するために適するであろう環境を有し、かつ、コーヒー栽培への意識が高い生産者がリーダーシップをとっている集落を選抜しロットを作れないか、複数年継続して購入していたコアカカ組合に打診しました。コアカカ側は組合全体の品質を高めることに寄与すると判断し、複数の集落サンプルを提供してくれました。その中にニャミラマ集落のサンプルがありました。 ※粉に挽くをお選びの場合は、密閉容器に移すなどして、必ず冷凍庫で保存して下さい。※豆のままの場合は2週間程、常温で楽しんだ後、冷凍庫へ入れてお使い下さい。