エルサルバドル生まれの品種、
『パカマラ種』大粒で個性豊かな香味を味わえます。
また、エルサルバドル最高品質のパカマラ種を
生産し続けるシベリア農園は栽培量も少なく
他品種より希少で高く評価されています。
滑らかシルキーで柔らかなコク。フローラルで華やかな香りと、
甘みを伴った果実感。
洋ナシ、ネクタリン、りんご、マスカット、ライチ、柑橘系果実とハーブのニュアンスがあり
複雑で立体的な香味です。
力強さより香りと柔らかさをお求めの方に是非どうぞ!!
ホットコーヒーは勿論、爽やかなアイスコーヒーを
好まれる方にもオススメ!!
<生産者情報>
農園名:シベリア農園(Finca Siberia)
農園主:ラファエル・エンリケ・シルバ・ホフ(Rafael Enrique Silva Hoff)
カルメン・エレナ・シルバ・ホフ(Carmen Elena Silva Hoff、ラファエルの妻)
品種:パカマラ
精製方法:伝統的なウオッシュト
所在:サンタ・アナ県チャルチュアパ付近
※マイクロリージョン:オホ・デ・アグア
※アパネカ・イラマテペック山地の中央付近に位置する。
標高:平均1500m(最も高い地点は約1700m)
年間降水量:2000mm程度(5月〜10月が雨季で、この期間に年間降水量の85%近くが集中)
栽培面積:28ha
栽培品種:ブルボン(75%)、パカマラ(25%)
※パカマラが栽培されている区画は急峻でかつ強風にさらされるという厳しい環境。
パカマラは根付きがよいためこういった環境でも栽培でき、
この環境がシベリア農園のパカマラが他のパカマラより引き締まった豆質になる要因かもしれない。
シェードツリー:インガ、サイプレスなど。1haあたり100本程度の密度。ラファエルはシェードがカップによい影響を与えると認識し、シェードは維持したいと考えている
収穫:人手による選択的収穫。
※完熟したチェリーのみ収穫するよう、ピッカーには近隣の農園よりも6割高い報酬を支払っている。
収穫期は乾季中終盤にあたる1月〜4月。最盛期には1日200人のピッカーが必要。
シベリア農園は街から離れているので、朝晩、車でピッカーたちを送迎している(送迎費用は農園側が負担。1日あたり1人2ドルを交通費として支払っている)。
その他(農園の歴史など):
ラファエルはコーヒー生産者の家族の四代目。シベリア農園はラファエルの父方の曾祖父エティファニオ・シルバらが1870年に設立した。
その冷涼な気候と不便な立地から「シベリア」と名付けられた。
ホフ(Hoff)はノルウェー系の名前。ラファエルの母方の曾祖父がノルウェー人だったことに由来する。ホフ氏はラファエルの曾祖母になるエルサルバドル人女性と米国サンフランシスコで出合い、結婚した。その後、夫妻は妻の母国であるエルサルバドルに移住し、コーヒー農園を営む。
ラファエルが所有する農園のひとつに「ノルエガ(Noruega)」があるが、この名前はノルウェー生まれの曽祖父にちなむ(ノルエガはスペイン語でノルウェーの意)。
※粉に挽くをお選びの場合は、密閉容器に入れる等して、必ず冷凍庫で保存して下さい。
※豆のままの場合は、常温で約2週間香り旨味が増してくるのを楽しんだ後、冷凍庫へ入れてお使い下さい。