在来品種が多く残る貴重な産地
東ティモールよりお届けします!!
柔らかくふくよかな濃縮感とフローラルな甘く華やかな香り。
東ティモールは古くに植えられたティピカ系の在来品種が今でも残っている希少な産地です。
生産者並びにPWJスタッフの苦労の結果、集落別で精製・管理が行われるようになりました。
細かくロットを分けたことにより、トレーサビリティが明確になった上、
品質の向上も図られました。
モリコーヒーも現地入りしてPWJさんスタッフの方と生産者に直接お会いして
栽培環境を見聞きしてきました。
私共の想いのこもったコーヒー豆を存分にご堪能ください!!
今期のレブドゥ・レテン、クリーンカップに優れた品質です。
シティローストにしたことで更にマイルドに、温州ミカンやチェリー、ライチ、ストロベリー
を思わせる濃縮感溢れる果実感とフローラルな香りを
マシュマロにも近い透明感ある甘さと共にお楽しみ頂けます。
また柔らかで滑らかなマウスフィールが心地よい口当たりと余韻を作り出しています。
東ティモールは長く続いた内戦の影響により産地も荒れ果てていましたが、都市部では徐々にインフラも整備され、発展を続けています。生産者の意識や技術も年々向上し、よりトレーサビリティも明確なコーヒーを入手できるようになりました。
今後もサポートを続けていくことで更なる素晴らしいカップに出会えるのではと期待を抱かせてくれる魅力溢れる産地です。
セレスティーノさんと一緒に写っているのは私です。笑
私事ですが心身を壊してしまい本当に仕事復帰出来たことが奇跡の様な…病み上がりに行ったのですが、
日本と全く違う時間が流れていて、頑張り過ぎないで良いと言ってくれているような幸せな国でした。
だけど、途上国という側面としては、その中で様々な女性の活躍、才能をすごく感じる国でもありました!
集落長のセレスティーノ・タヴァレス氏はレブドゥレテンの他にレブドゥクライク・ロダンといった集落も統括している。このグループはPWJの取り組みにも協力的で、熱心な生産者グループとして評価されています。
<生産者情報>
生産者:レブドゥ・レテン集落の生産者グループ(11世帯23圃場)
所在:エルメラ県レテフォホ郡ドゥクライ村レブドゥ集落
標高:約1480m
圃場面積:14.0ha(レブドゥ・レテン生産グループ合計)
収穫期:6-9月
収穫:生産者による手摘み、収穫したチェリーから赤実を手選別
シェードツリー:ネム(幹が白い樹木、大きいものは10mくらいの高さになる。レテフォホの森林在来の樹)
ウェットミル工程:各生産者グループにて行う
1.果肉除去
2.48時間の発酵(水槽にて水に浸ける場合はフローターを除去)
3.「日中天日に干し→夜中取りこむ」を繰り返し、1週間程かけて水分値10.5%以下まで乾燥
4.仕上がったパーチメントはレテフォホの専用倉庫(標高約1,440m)にて保管
ドライミル工程:
ディリの業者に委託している
脱穀→風力選別→スクリーン選別→比重選別→電子選別
<品種について>
現地では次の2通りの品種があると認識され呼ばれている。
1.アラビカ・・・ティピカ系の品種と思われる。側枝は横に広がって幹と水平に伸びている。ブロンズ色の新芽。
2.モカ・・・ブルボン系?アラビカより樹勢があり、比較的葉のつきも良い。
各農家いずれかが混在している。
※粉に挽くをお選びの場合は、密閉容器に入れる等して、必ず冷凍庫で保存して下さい。
※豆のままの場合は、常温で約2週間香り旨味が増してくるのを楽しんだ後、冷凍庫へ入れてお使い下さい。